痛みの鑑別。

おはようございます。

 

赤羽太陽堂整体院の木村です。

 

今回は「痛みの鑑別」についてです。

 

まず、痛みとは主観的なもので、そのメカニズムは様々です。

例えば、ストレスがかかって、筋肉の緊張が起こり、それが血管を圧迫して血流障害が起きて、身体が酸欠になり、発痛物質が生成されやすくなって痛みを感じるというパターンがあったり、

不安や情けなさや怒りの感情が継続して、それが過度のストレスになり、交感神経が優位になって筋肉の緊張が起こり、血流障害→身体の細胞の酸欠状態→発痛物質の生成→痛みというサイクルもあったりします。

慢性的に姿勢が悪い状態が続いて、特定の部位に負担がかかり続けることで、筋肉が慢性的に固くなり血流障害→酸欠状態→発痛物質の生成→痛み、そして、痛みがあればそれをかばおうとするので、ある動作ができなかったり、さらに偏った状態で身体の負担がかかり続けます。

それが、身体のケガに繋がり、またケガした部分をかばって、かばうことで負担のかかるどこかの筋肉が固くなったりして、血流が悪くなり、身体の隅々まで必要な栄養と酸素が行き渡らなくなってしまい、そのことで発痛物質が生成されやすくなり痛みが出るという悪循環にもなったりします。

 

そこで、今日のテーマの「痛みの鑑別」ですが、

痛みが内臓由来のものか、筋肉に由来するものなのかのポイントを説明します。

まず、

●内臓由来の痛みの特徴として、

・安静にしていても痛みが増す。

・夜間、寝汗と共に痛みが増す。

・動作によって強い痛みがさほど変わらない。

・日時の経過と共に、どんどん痛みが増してきている。

・今まで感じたことのない不気味な痛みである。

このようなものがあります。

●筋肉の痛みの特徴として、

・動作時に痛む。

・痛い時と痛くない時がある。

・寝ている時は比較的痛くない。

・日時の経過と共に痛みがおさまっている。

・動作によって痛くなかったりする。

このようなものがあります。

 

何か身体に異常がある時に、自己判断だけするというのをすすめているわけではありませんが、

このようなことを知っておいて、自分や自分の大切な人が必要以上に不安に陥ることもよくありませんので、一つの目安として知っておくと良かったりします。

 

ただし、疑わしきは適切な医療機関の受診と、専門家への助言を求めることも忘れないようにしていただければ良いと思います。

 

今回は「痛みの鑑別」についてでした。

 

 

赤羽太陽堂整体院では、しっかりと痛みの状態を鑑別してから対応させていただいています。

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