水の体における重要な役割

こんにちは。

赤羽太陽堂整体院の木村です。

 

今回は「水の体における重要な役割」についてです。

 

人の身体の構成成分の約60%は水分です。他は約15%がタンパク質で、約15%が脂質、ミネラルが約6%、糖質1%未満です。身体のほとんどが水分でできていると言えます。

 

水の役割には以下のようなものがあります。

 

・細胞液を構成する(細胞液は約75%が水です)。

 

・細胞間の隙間を埋める。細胞が浮かぶ細胞外液は90%以上が水でできています。

 

・血液細胞を運ぶ役割。血液の約90%以上は水で構成されています。血液の循環は、酸素や身体に必要な栄養素を身体の隅々まで運ぶことや、細胞の代謝によって排出される老廃物を運搬する働きを持っています。水の運搬機能は、血液細胞のみならず、身体の全ての体液の循環が水分によって行われています。

 

・内臓や小器官における接着剤の役割。細胞同士を結び付けて身体の構成を補助しています。

 

・エネルギーの産生。体内を自由に駆け巡り、他の物質と結びついていない水(水分子)は、細胞膜から細胞内に入る際にエネルギーを放出します。特に脳や神経は、このエネルギーによって動いています。細胞が栄養素からエネルギーを得ていることはよく知られていますが、実際には細胞はエネルギーを体内の水分子からも得ています。

 

・浸透圧を生み出す。細胞におけるすべての物質の交換は浸透圧の力によって行われます。浸透圧とは、細胞外液と細胞内液の塩分濃度の違いによって発生します。

 

・物質の加水分解。加水分解とは、ある物質が水と化学反応を起こして分解されることです。これは、食べ物を身体に役に立つ形に変える水の役割です。

 

水にはだいたいこのような役割があります。どれ一つとして欠かすことのできない、とても重要な役割です。

 

人の身体では、食物を加水分解しなければ身体に取り入れた栄養素は細胞に摂り入れられる形になりません。そして、身体がエネルギーを生み出す際に排出される老廃物、つまり身体にとっての毒素の排出をさせることのできる唯一の物質が水になります。体内に必要量の水分がないと、正常に毒素を排出できなくなり、そのような状態が続くと、痛みや身体の不調の発生の原因になってしまいます。

 

このような意味から、身体を健康に保つ為には、水分の適切な補給ということが、かなり大事になってきます。

 

赤羽太陽堂整体院の考えとしては、日ごろから水分補給をしっかりとやることが大事で、なおかつ血液を運ぶ血管や、リンパ液を運ぶリンパ管が圧迫されないように、日ごろから筋肉や筋膜を柔軟に保って、これらの体液の循環が滞らないようにしていくことが、身体の健康を保つ上でとても大事なことだと考えています。

 

筋肉や筋膜の状態が慢性的に固くなって血管やリンパ管を常に圧迫している状態が続けば、せっかく取り入れた栄養や水分が身体の隅々まで運ばれにくくなってしまいます。

 

なので、日ごろから筋肉、筋膜の状態を柔らかい良好な状態に保って、その上で、バランスよく良い栄養を摂取して、水分を必要量補給する生活を続けることができたら、健康な身体を維持していくことができやすくなってきます。

 

今回は「水の体における重要な役割」について書いていきました。最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

 

 

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