痛み止めのデメリット。

おはようございます。。

赤羽太陽堂整体院の木村です。

 

今回は、痛み止めのデメリットについて。

 

痛み止めは、ドラッグストアでも簡単に手に入る代物です。

頭が痛いと、簡単に痛み止めを購入して使うこともできます。痛み止めは、何も考えないで気軽に使っている人の方が多いと思います。

その、痛み止めの利点は、効けば痛みを抑えてくれるという事だけです。根本的な解決にはなりません。

痛みや痛み以外の苦しい症状は、身体が身体の異常を教えてくれるアラームみたいなものです。

警報装置です。以上があるので、痛みなどで教えてくれています。

痛みだけを無くしてしまうと、身体の異常を感じれなくなります。

根本的に治っていないのに、痛みが消えて身体が動くので、悪い身体の状態が良くならないままで、さらに身体に負担をかけ続けることになってしまいます。

それを続けると、身体の状態は知らないうちに、徐々に悪化していきます。

人は子供の頃から、何か身体に症状が出ると、薬をもらって、飲んで楽になるという経験を沢山繰り返しています。

そういう人たちは、大人になっても、具合が悪くなれば、この薬を飲んでおけば症状が治まるから大丈夫だと思ってしまいます。

そういう人は、症状が消える=治った、と認識されるわけです。

しかし、症状が消えたから治っているとは限りません。薬を飲んで治るという事はないのです。あくまでも症状を抑えるだけです。

 

このことは、ブロック注射にも言えることです。

何本もブロック注射を打って、痛みが消えても、それは痛みを感じないようにしただけです。これで根本原因が治ったわけでもありません。

辛い人は、どうしても痛みがすぐになくなればいいと思い、すぐに痛みを止めようとする対症療法を選んでしまいます。

しかし、その対症療法をやればやる程に、痛みは取れても身体の根本原因は全く変わっていないので、本来は痛みで身体が動かないぐらいの状態なのに、痛みが取れてその分動けるようになるので、もっと身体が無理をして、もっと前よりも身体の状態が悪くなっていきます。

 

そして、根本原因を良くしないままで、対症療法ばかり行っていると、最終的には根本原因が悪くなるだけ悪くなって、痛み止めも効かなくなって、身体も動かせない状態になってしまったりもします。

 

また、このことは整体の治療にも言えます。

「あの先生は1発で治してくれた」とか1回だけ施術を受けて「ずいぶん楽になった」=効果のある良い施術、「1回で痛みが変わらない」=効果の無い悪い施術、と思っている人がいます。

この考えも、対症療法的な考えです。

その時にたまたま良くなっても、3日後に痛みをぶり返す、1週間後に痛みをぶり返す、そのようなものは「治った」とは言えないものです。

慢性的に身体が悪い状態であれば、しっかりとそれなりの回数をかけて改善を図っていかないといけません。長年かけて、身体が悪くなってしまった状態を1回2回の施術で根本的に改善するかと言えば、そんなことは全くありません。

「1発で治った」というような施術を、痛くなった時だけに行って受けるというようなことを繰り返しても、根本的には良くもなっていないので、それで年数がたつと、確実に身体の状態が悪くなっていきます。

 

人の健康は、身体が不調になった時に「その場しのぎを続けるのか」、もしくは「根本的な原因を究明して根本原因をかいぜんしていこうとするのか」で、以後の人生の健康状態のターニングポイントになります。

何を選択して取り組むかは、自分で決めることです。

健康になりたいと思えば、今までの生活習慣を振り返って、健康のための取り組みをすると決意することです。

 

今回は、「痛み止めのデメリット」というテーマから整体師としての見解を書いていきました。

参考にしていただけると幸いです。

 

 

当院では、健康になりたいと自分で決意された方のサポートをさせていただいています。

 

 

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