関節の動き

こんにちは。

赤羽太陽堂整体院の木村です。

 

今回は「関節の動き」について。

 

今、あなたの身体の関節は正常に動いていますか?

肩の関節、肘の関節、手首の関節、股関節、膝の関節、足首の関節、手足の指の関節、背骨の関節、顎の関節など、他にも身体が動く節には、関節があります。

色んな関節を動かしてみて、動かしにくい関節はありますでしょうか?

左右の関節で、動きがちがったりしていないでしょうか?

動かして痛いところはないでしょうか?

 

痛みが出て、日常生活に支障が出て困っている方は、痛みがあるので、身体の異常に気が付きます。

しかし、関節の動きが悪くなってきていても、痛みがなく日常が過ごせていると、なかなか悪くなっていることに気が付きません。

例えば、右の股関節の周りの筋肉が固くなっていて、股関節の動きが明らかに悪くなっているようでしたら、その右の股関節が十分に動かない代わりに、その分、反対の股関節でかばって負担がかかり、股関節のアンバランスの影響を受けて、身体の使い方がバランスの悪い使い方になり、膝関節、足首の関節、背骨の関節、肩関節など身体全体に知らないうちに負担がかかるようになっていきます。

なので、身体のどこかの動きが悪くなっていて、今は痛みがないからと、それを放置していると、時間の経過と共に、他の部分も負担がかかって、関節を動かす筋肉が固くなり、筋肉が固くなると関節の動きがぎこちなくなったり、悪くなったりして、その関節が十分に動かない代わりを他の関節に負担をかけて代償するようになっていきます。

事前に、関節の動きが悪くなっていないかを確認する方法があります。

左右対称に行うストレッチと、左右身体全体で関節を十分に動かす体操を行うことです。

日常的にこれらを行う習慣があると、関節の動きをチェックできます。

左右対称に行うことで、左右の身体の動きの違いが分かります。

ストレッチの場合は、筋肉の固さ、伸び方、左右の違いが分かります。

 

ストレッチをやり始めた方は、左右アンバランスな方が多いです。

開脚して、右足はスムーズに伸びるのに、左脚は伸びにくい場合は、できるだけ左右の動きが同じになるように、伸びにくい左脚を多めに伸ばしたりして調整します。

 

日ごろから、こういった「関節の動き」を意識していると、知らないうちに筋肉の状態が悪くなって、いきなり痛みが出てきて苦しむ状態になることを防ぐことができます。

 

よく「運動はした方がいいですよ」と言われたことがある方もいらっしゃると思いますが、ただやみくもに運動をすればいいというものではありません。

ご自身の、関節の動き、筋肉の固さなどをチェックして、ご自身に合った、やり方、負荷のかけ方でやらないと、運動すればするほどに、筋肉が固くなり、身体のバランスが悪くなって、動きが悪くなって、いつの間にか、身体に痛みが出てきてしまっているということになりかねません。

 

この考えは、広く知られているようで、意外と理解している人は少ないです。

 

慢性的に筋肉が固くなってくると、必ず「関節の動き」身体の動きが悪くなってきます。

 

この慢性的な筋肉の固さで動きが悪くなっているのを、「歳のせい」だとか「筋肉が落ちているから」だとか「椎間板ヘルニア」だとか「脊柱管狭窄症」だとかのせいにしない方が良いです。

必ずと言っていいほど、今までに生活習慣で、筋肉が固くなって動きが悪くなっていることが多いので、自分の身体の状態をきちんと把握して地道にそれらの改善に取り組むのが、根本から身体の状態を良くしていくのには一番の近道です。

手術やブロック注射や痛み止めで、痛みが一時的に取れたような感じがしても、一時しのぎで、慢性的に固くなった筋肉の状態や関節の動きが変わるわけではありません。

悪くなった筋肉の状態を放置することで、筋肉の部分は時間の経過と共に悪くなっていきます。

 

今回は、「関節の動き」というテーマでしたが、日ごろから自分の身体の動きをチェックすることはすごく大切です、という話しでした。

 

 

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