こんにちは。
赤羽太陽堂整体院の木村です。
今回は、「大腿四頭筋」についてです。
大腿四頭筋は太ももの前面の筋肉です。身体の中でも一番大きな筋肉です。。その大腿四頭筋について書いていきます。
※画像は、「ビジュアルで分かるトリガーポイント治療」Simeon Niel-Asher著から引用。
大腿四頭筋は、膝を伸ばす動作で働きます。ジャンプ力が優れている人はこの筋肉が発達しています。また、ランニング中の方向転換、スピードを落とすときにも働きます。
大腿四頭筋は、「外側広筋」「大腿直筋」「中間広筋」「内側広筋」の４つの筋肉で構成されています。この４つの筋肉は、骨盤の骨（下前腸骨棘、寛骨臼の上縁）から始まり、膝蓋骨に付いて、膝蓋靭帯（腱）を透って脛骨粗面（脛の骨）に付きます。なので、この筋肉はとても膝の状態（痛み等）に関連してきます。また、股関節の動きにも大きく関わりがあるので、股関節にも影響してきます。骨盤にも繋がっているので、骨盤の傾きにも影響があります。
大腿四頭筋が常に緊張して固くなってしまうと、骨盤が前方に引っ張られて傾くので、前かがみの姿勢になりやすくなったりします。しゃがんだ時にも大腿四頭筋が十分に伸びないと、腰を下まで落とせなくなり、正座もできにくくなります。
股関節が身体の中で一番大きな関節で、一番負担がかかるところなので頑丈にできています。そして股関節の動きに関わる大腿四頭筋も身体の中で一番大きな筋肉なので、その筋肉の状態が良くないと、それだけ身体の他の部分にも影響してきます。
大腿四頭筋が固くなって、血流が悪くなると身体全体の血流に大きく影響します。なので、ここの筋肉を良い状態に保つことは健康を維持するためには非常に大事です。
この筋肉の動きは、腰椎２・３・４番から枝分かれする大腿神経という神経に支配されています。この腰椎の動きやその周りの筋肉が固くなっていると、大腿四頭筋に影響したりします。
簡単に、大腿四頭筋のことを書いていきましたが、日ごろから大腿四頭筋は、ストレッチや適度な運動などでケアしておく事が非常に大事になってきます。ケアするかしないかの差は、年数が経てば経つほどに顕著に顕れてきます。
今回は「大腿四頭筋」についてでした。
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