慢性痛は個人に合った取り組みが必要。

こんにちは。

赤羽太陽堂整体院の木村です。

今回は「慢性痛は個人に合った取り組みが必要」についてです。

 

痛みは慢性化すると身体の機能だけでなく、情動的な要因が複雑に関係してきて痛みを長引かせたりしています。

痛みが長期化して、仕事ができない、日常生活の動作が困難、やりたいことややらないといけないことができなくてストレスが増大するといった社会的要因が加わると、さらに痛みが憎悪したり、痛みが長引いたりして痛みの病態がより複雑化してきます。

痛みの分類としては、侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛に対して、検査で異常が見つからなくても、ストレスなどの心理的側面から痛みに関与する心因性疼痛と呼ばれたりします。

心因性というのは、慢性痛の原因が身体にはなく心にあるという意味です。

しかし心因性疼痛という言葉は、患者さんに「精神的に弱い」「逃げてる」というようなレッテルを知らず知らずのうちに貼ることになり、患者さんを精神的に追い詰めるので、あまり使うような言葉ではありません。

ここでは、心の状態も身体の痛みに関与することがあるんだなという程度で読んでいただければ結構です。

 

長期間に渡る痛み、繰り返される痛みなどの慢性痛は、

・慢性痛のために筋緊張や血行障害が起こり、疲労が蓄積して、さらに睡眠不足などで痛みが増幅する悪循環に陥っている。

・神経過敏(神経質)、内向的で活動が制限され生活の質が低下している。

・抑うつ、不安や怒りなどの心理的反応を引き起こす。

・いろんなネガティブな要因が重なり、家庭や職場との間でストレスが生まれる。

・身体に不調の原因が見つからない為、治療が進まず医療機関などに不信を抱く。

以上のような様々な変化を引き起こします。

 

慢性痛は、身体的、心理的、社会的、行動的な要因が複雑に組み合わさって関与しますので、そのあらわれ方には個人差があります。慢性痛は患者さんの生活の質を低下させます。なので、慢性痛をそのままにしておくと、仕事ができない、目の前の事に集中できない、将来の不安が大きくなって溌溂と生活できない、家族に申し訳ないと思う、その患者さんにとって色んな意味で大きな損失になってしまいます。

できるけ、その要因を明らかにして、慢性痛の症状の治療というよりは、慢性痛を持った患者さんと向き合う全人的な治療を含めた取り組みが必要になってきます。

 

治療の方法は、慢性痛の患者さんの年齢や背景によって異なります。

個々の患者さんの背景に合わせた、きめ細かな治療内容や治療目標を説明して患者さんの理解を得る必要があります。

そして、慢性痛は対症療法ばかりやっても効果はありません。ただ、痛みさえ取れればいいと考えて、痛み止めを飲んだり、原因がいろいろ複合的にあるのに、画像診断で腰が悪いからと言われたからと言って、腰だけ注射を打ったり手術をしても良くならなかったりします。

それだけだと、ただ見た目の構造だけで良い悪いを判断して対処しているに過ぎません。

とにかく、慢性痛で苦しまれている方はいろんな要因を抱えています。身体的なものだけでなく、社会的、心理的、行動的要因などが合わさっています。

身体の改善だけをとっても、その身体を悪くさせてしまった生活習慣を改善する必要があります。

食事、睡眠、運動、ストレスの緩和、日常の負担の軽減などがありますが、それらを改善させて筋肉の状態を良くしていくことが大事になってきます。

それらの改善は一朝一夕にはいきません。慢性痛を「〇回で治します!」と謳っているものは眉唾物です。理屈に合いません。慢性痛は生活習慣を改善していくがごとく、時間をかけて生活習慣を改善して生きながらゆっくりと確実に良くしていくものです。慢性痛は、すぐに痛みなどの症状を抑えるだけの対症療法では良くならないので、根本から良くしていくということがどういうことかを理解するところから始まります。

このことを、理解してもらわないと十分な効果や改善は期待できません。これらの事を理解していただいてから、その患者さんに合った全人的な取り組み、治療を行うことで成果が表れるようになってきます。

 

今回は「慢性痛は個人に合った取り組みが必要」についてでした。

 

 

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